【亜州ビジネス編集部】
三菱地所は20日、南部タイニン省(旧ロンアン省)で大型物流施設が完成したと発表した。同社としてベトナム初の物流施設であり、これまで日本国内で展開してきた物流施設ブランド「ロジクロス」を海外で初めて展開する。経済成長に伴う消費拡大や電子商取引(EC)市場の伸長で増加が見込まれる物流需要を取り込む。
ナムトゥアン工業団地内に延べ床面積6万2900平方メートルの施設を建設した。最小3000平方メートルから分割可能なマルチテナント型の施設を3棟設けて、うち1棟は両面バース(荷さばき場)を採用した。
北部ハイフォン市でも同ブランドの大型物流施設の建設を進めており、来月に完成させる予定。両物件を合わせた総投資額は約135億円となる。





