【シンガポール】近鉄エクスプレス、チャンギの本社倉庫を建て替え

【亜州ビジネス編集部】

近鉄エクスプレスは27日、現地法人のKWE近鉄ワールドエクスプレス(S)が、東部チャンギの本社倉庫を建て替えると発表した。倉庫スペースと機能を拡充し、2027年12月に開業する予定。傘下の国際物流会社APLロジスティクスとの協業を通じて、グループ全体の効率化と生産性向上を図る。

今月1日に起工式を行った。鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ床面積は2万9185平方メートル。うち2万2961平方メートルを倉庫専用エリアとし、温度管理貨物に対応する空調完備のメザニン(中2階)倉庫も設ける。各階へ直接搬入可能なランプウエー(傾斜路)を完備するほか、太陽光発電システムも備える。

旧本社倉庫は1996年に完成。チャンギ国際空港に近接する戦略的立地にあり、航空輸送との連携で重要な拠点となっていた。


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