【タイ】三井不動産と住宅大手センシリ、都内でマンション開発

【亜州ビジネス編集部】

住宅開発大手センシリは25日、三井不動産と合弁でバンコク都内にコンドミニアム(分譲マンション)を開発すると発表した。両社はこれまで2件の戸建て開発事業を手掛けており、合弁事業は今回が3件目、コンドミニアムは初めてとなる。事業規模は53億2000万バーツ(約240億円)を見込む。

ラマ4世通りに37階建て、946戸の物件を設ける。分譲価格は359万バーツから。高架鉄道(BTS)トンロー駅や高速道路へのアクセスに便利という。

両社は合弁会社のシリMFスリーを25日付で設立した。登録資本金は5000万バーツで、三井不動産の現地法人、三井不動産アジアデベロップメント(タイランド)が45%、センシリが55%を出資する。これまでの事業2件でも同じ出資比率で合弁会社を設立している。


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