【亜州ビジネス編集部】
「スギ薬局」を展開するスギホールディングスは2日、薬局運営の日系ブレズ・アジアとバンコクに合弁会社を設立したと発表した。日本製品のタイでの輸入・卸売りを手掛けるほか、ミャンマーやラオスなど周辺国への事業拡大にも取り組む。
スギ・ブレズ(タイランド)を5月に設立した。登録資本金は5000万バーツ(約2億3000万円)。スギホールディングスは子会社のSトレーディングなどを通じて出資した。
ブレズ・アジアはバンコクを中心に日本人常駐の薬局やクリニックを約30店舗運営。ヘルスケア製品のOEM(相手先ブランドによる生産)や輸入販売も行い、現地小売大手への卸売りで豊富な実績を持つという。
スギホールディングスは海外でマレーシアや台湾など11カ国・地域で現地の有力企業と業務提携して事業展開しており、タイでは国営石油PTT傘下で給油所運営・小売事業を行うPTTオイル・アンド・リテールビジネス(PTTOR)に商品を供給している。





