【亜州ビジネス編集部】
飲食店の運営などを手掛けるG―ファクトリー(本社:東京都新宿区)は2日、来月中旬にホーチミン市で焼き鳥店「中目黒いぐち」を出店すると発表した。日本の飲食企業で勤務した特定技能人材の帰国後のキャリアを支援する目的で出店する。
日本の店舗で5年間勤務したベトナム人従業員が立ち上げを担い、カウンター形式や「おまかせスタイル」など日本の店舗と同じ世界観を現地に再現する。中目黒いぐちは、日本では東京に3店舗を展開している。
同社はこれまでに200人以上の特定技能人材を雇用し、さらに1000人以上の特定技能人材を飲食企業へ紹介した実績を持つ。現在は5年間の就労期間を終えた後に描けるキャリアが確立されていないことから、新たな選択肢を提示すべく出店を決めたという。
ベトナムではこれまでにうな丼店「名代宇奈とと」をホーチミン市とハノイ市に計6店舗を展開。現地法人のGFキャピタル(ベトナム)を通じて、日系飲食企業の進出支援事業も手掛けている。





