【ベトナム】ハノイのガソリン車規制、新車は対象外=VAMA

【亜州ビジネス編集部】

ベトナム自動車工業会(VAMA)は15日、ハノイ市で計画されているガソリン車の通行制限について、欧州排ガス規制「ユーロ5」に適合した車両は規制対象外になるとの見解を明らかにした。会員企業が販売する全ての新車が同基準を満たしていることから、通行制限の影響を受けることはないと説明した。トイチェーなどが伝えた。

VAMAによると、同市で計画されているガソリン車規制は、多くの人々が懸念しているガソリン車全体に対する規制ではなく、主に排出基準を満たさない古い車両の段階的な規制を目的としているという。VAMAが発表した8月の国内新車販売台数(一部企業除く)は前月比18.2%減と急落。ガソリン車規制を警戒した買い控えの動きも影響としたとみられており、今回の発表は消費者の懸念解消を図る狙いがある。

ハノイ市は今年7月、首相決定20号に基づいて来年7月以降は環状1号線内の中心部でガソリン車の乗り入れを禁止すると発表。2028年初めには環状2号線内、30年には環状3号線内にも対象を拡大するとしていた。


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