【亜州ビジネス編集部】
バンコク都心の高級ショッピングセンター(SC)「サイアムパラゴン」を運営するサイアムパラゴン・デベロップメントは、年内に3種類の新施設を開業すると発表した。今年はサイアムパラゴンの開業20周年を迎える節目となり、マーケティングも含め総額14億5000万バーツを投資する計画。年間1億人超の来場者を抱える施設の競争力を一段と高める。
新設する施設は、◆次世代型の展示施設「ネクストピア」(敷地面積1万5000平方メートル)◆屋内テーマパーク「ミーランド」(5000平方メートル)◆飲食エリアを刷新する「サイアムパラゴン・ダイニング・フェノメナル」――。ネクストピアには8億5000万バーツを投じ、未来の世界を具現化した施設をイノベーション企業50社などと共同開発する。ミーランドは中国以外で初となる旗艦施設で、4億バーツを投じて100種類以上のアトラクションなどを設置する。
サイアムパラゴンは2005年開業。東南アジア最大級の水族館「シーライフ・バンコク・オーシャン・ワールド」(1万500平方メートル)などが併設され、同水族館は年間250万人以上を集客する人気施設となっている。





