【亜州ビジネス編集部】
NTTの金融子会社NTTファイナンスは、AI（人工知能）関連事業のエッジコーティックス（本社：シンガポール）に出資したと発表した。エッジコーティックスは、デバイスに搭載したAIでデータ処理を行う「エッジAI」向けのソフトウエア開発などを手掛ける。モノのインターネット（IOT）の普及拡大などでエッジAIの需要が高まる中、NTTファイナンスは同分野への投資によりグループのサービス・技術の革新・協業を加速する。
エッジコーティックスは2019年設立。エッジAI向けソフト開発のほか、エッジAI向け半導体の設計も手掛ける。監視カメラやロボット、自動運転、製造システムなどのデバイス上で同社のソフトウエアと半導体を組み合わせることにより、瞬時な判断が必要な場面での活用が期待されるという。神奈川県川崎市に日本拠点を持つ。
