【亜州ビジネス編集部】
中国電動バイク大手の雅迪集団(ヤディア)は7日、タイ投資委員会(BOI)から投資認可証を受け取ったと発表した。昨年9月に現地法人を設立した後、今年に入って首都東郊で工場を稼働させており、3年以内に年産能力を60万台に引き上げる。販売ではディーラー網を現在の70店から年内に100店以上に増やし、電動バイク市場で首位獲得を目指す。
サムットプラカン県バンサオトン郡に工場を設けた。現在の年産能力は50万台。従業員の8割超に当たる500人以上のタイ人を雇用している。現地法人のヤディア・テクノロジー(タイランド)を通じて事業を手掛ける。
ヤディアの電動バイク販売台数は累計1億2000万台を超え、2017~24年には8年連続で世界首位だったという。東南アジアではベトナムとインドネシアにも工場を構えており、ベトナムでは19年に生産を開始した後、25年8月までに累計生産台数が40万台に達している。





