【マレーシア】9月のEV新規登録3505台、BYDが首位維持

【亜州ビジネス編集部】

道路交通局(JPJ)によると、2025年9月に国内で新規登録された電気自動車(EV)の数は、上位20ブランドの合計で3505台だった。前月の3444台からは1.8%増加。中国・比亜迪(BYD)が首位を維持した。ポールタンが伝えた。

BYD車の登録台数は1028台で、月間販売が1000台を超えるのは6度目。モデル別では「ATTO3」「ATTO2」「シーライオン7(海獅07)」などの複数車種が上位に入った。1~9月累計では8417台と、他社を引き離している。

メーカー別2位は国民車メーカーのプロトンで、主力の小型EV「e.Mas7」が757台を記録。モデル別では4カ月連続で首位を守った。3位の米テスラは685台で、「モデルY」(389台)と「モデル3」(296台)が堅調に推移。上位3ブランドはいずれも前月から順位が変わらなかった。

4位には中国・吉利汽車の「極コク(ジーカー)」が293台で急浮上。8月末に発売した新型スポーツ多目的車(SUV)「ジーカー7X」の納車が始まり、登録台数が前月比3倍以上に増加した。以下、◆中国・小鵬汽車(エックスポン)=137台◆独BMW=98台◆独ポルシェ=78台◆BYD傘下の高級EVブランド「騰勢(デンツァ)」=63台◆中国・奇瑞汽車(チェリー)=60台◆浙江零ホウ科技(リープモーター)=53台――などが上位に入った。

1~9月のEV登録台数は上位20ブランドの合計で2万6512台。BYDが8417台で最も多く、プロトンが6212台、テスラが3847台で続いた。


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