【亜州ビジネス編集部】
エースコックは17日、北部フンイエン省で即席麺の新工場を着工したと発表した。同省では2カ所目、国内では14カ所目の工場となる。投資額は2兆2000億ドン(約126億円)。2027年1月に稼働を開始する。
16日に起工式を行った。住友商事が運営する第2タンロン工業団地(TLIP2)の敷地10万平方メートルに建設する。生産ライン5本を設けて、年産能力は7億5000万食とする。
エースコックは1995年にベトナムで生産販売を開始。これまでにホーチミン市や南部ビンロン省、中部ダナン市、北部バクニン省などで計13工場を操業している。現地法人の売り上げの半数以上を占める主力商品「ハオハオ」は、国内の即席麺市場で20年近くシェア首位を維持している。





