【アセアン】三菱商事、ブルネイの天然ガス開発で最終投資決定

【亜州ビジネス編集部】

三菱商事は7日、完全子会社を通じて参画するブルネイ沖の天然ガス鉱区「CA2」事業で最終投資決定(FID)が下されたと発表した。2030年ごろ商業生産を開始する見通し。年間290万トンの天然ガスを生産し、自社が出資する同国内の液化天然ガス(LNG)基地で液化した後に日本などアジア地域に供給する。

同鉱区のオペレーターはマレーシア国営石油ペトロナス傘下のペトロナス・チャリガリで、権益45%を持つ。三菱商事は完全子会社を通じて18.75%を出資。最終投資決定に伴い、開発費用充当のため三菱商事は同子会社の資本金を最大3億3600万米ドルに増強する。

三菱商事は50年以上前からブルネイのLNG事業に参画している。ブルネイ政府と英シェルとの3者合弁でLNG基地運営のブルネイLNGを1969年に成立。25%を出資しており、72年には同基地から日本へのLNG輸出を開始した。


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