【タイ】国営石油系、給油所への格安ホテル併設を来年開始

【亜州ビジネス編集部】

国営石油PTT傘下で給油所運営・小売事業を行うPTTオイル・アンド・リテールビジネス(PTTOR)は、給油所に低料金ホテルを併設・運営する計画を明らかにした。既に事業化調査を終え、事業計画を取締役会で承認済み。来年上半期の着工、下半期の開業を予定する。バンコクポストなどが伝えた。

年内に共同開発パートナーを発表する予定。客室数70~80室の小規模ホテルを建設し、手頃な宿泊施設を求める長距離移動者のニーズに応えるとしている。給油所内では現在、コンビニエンスストアやコーヒー店、コインランドリーなどを展開している。

同社は2016~17年に給油所併設のホテル事業を考案。提携先となるホテル業者の選定などを進めたが、国営企業による民業圧迫となって憲法に違反する恐れがあるとの指摘があり、事業を停止していた。その後の新型コロナウイルス流行による観光業の低迷もあり、計画はさらに遅れていた。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

今週のタイのニュース動画まとめ

WiSE公式LINE登録後に動画が視聴可能となります。

今週のタイのニュース動画まとめ

 

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る