【タイ】新車の初期品質、トヨタが3部門で首位=JDパワー

【亜州ビジネス編集部】

米調査会社JDパワーが発表した2025年のタイ自動車初期品質調査(IQS)によると、新車の品質の高さの評価について、車種別の10部門のうちトヨタ自動車が3部門でトップとなった。全体では品質に関する問題の報告件数が3月末発表の前回調査から横ばいだったものの、騒音や先進運転支援システム(ADAS)、充電関連では増加が目立った。

今回の調査は25年1~9月に新車を購入した人を対象に実施し、4832人が回答。15ブランドの57モデルについて、外装や内装、走行性能、シート、エンジンなど10分野の不具合経験を集計し、車100台当たりの不具合指摘件数(PP)を算出した。数値が低いほど品質が高いことを示す。

トヨタは、◆コンパクトカー部門=「ヤリスATIV」(165PP)◆大型スポーツ多目的車(SUV)部門=「フォーチュナー」(170PP)◆ピックアップトラック・エクステンドキャブ部門=「ハイラックスREVOスマートキャブ」(181PP)――の3部門で首位だった。

他の7部門は、◆多目的車(MPV)部門=三菱自動車「エクスパンダーHEV」(167PP)◆ピックアップトラック・ダブルキャブ部門=三菱自動車「トライトン・プラス・Dキャブ」(169PP)◆エントリー・ミッドサイズカー部門=ホンダ「シティe:HEVハッチバック」(170PP)◆小型SUV部門=ホンダ「HR-V e:HEV」(174PP)◆ピックアップトラック・シングルキャブ部門=いすゞ「D-MAXスパーク」(169PP)◆新エネルギー車(NEV)乗用車部門=中国・上海汽車「MG4エレクトリック」(173PP)◆NEV・SUV部門=中国・比亜迪(BYD)「ATTO3」(149PP)――が首位だった。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

今週のタイのニュース動画まとめ

WiSE公式LINE登録後に動画が視聴可能となります。

今週のタイのニュース動画まとめ

 

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る