【亜州ビジネス編集部】
グリーンエネルギー事業などのAbalance(Aバランス、本社:東京都品川区)は8日、北部フート省に太陽光パネルの製造販売会社を設立したと発表した。主にアジアや欧州の需要増に対応するため、新たに拠点を設けて生産体制を強化する。
現地法人のトーヨー・ソーラー・クリーンエナジーを今月5日に設立した。カムケー工業団地に本社を置く。現在は資本金なしとなっており、来年3月上旬にもシンガポール法人を通じて784億3200万ドン(約4億6100万円)を出資する。
Aバランスは、同団地では別の現地法人を通じて太陽電池セル工場を構えている。また、北部バクニン省で太陽光パネル工場、同フンイエン省で太陽光パネルの主要原料・部品となるインゴット・ウエハー工場も操業。太陽光パネル製造の上流~下流工程を自社で完結している。





