【亜州ビジネス編集部】
新電力のイーレックスは15日、北部タイグエン省の石炭火力発電所でバイオマス混焼試験を行ったと発表した。石炭大手の国営ベトナム石炭鉱産物グループ(ビナコミン)傘下のビナコミン電力と共同で実施。混焼率は当初計画の20%を上回る30%を達成した。
ビナコミン電力が保有するカオガン発電所(出力:114メガワット=MW)で今月5~13日に試験を行った。燃料には木質ペレットを使用。混焼率を上げることができた主な要因としては、◆ボイラーが循環流動層(CFB)式であり燃焼の微粉砕が不要であること◆木質ペレットは含水率が低く、石炭専焼時と同等の燃焼状態や効率を維持できたこと――などが挙げられるという。今後は混焼発電事業への参画の具体的な検討を進める。
両社は昨年9~11月、北部ランソン省のナーズオン発電所(出力:110MW)でもバイオマス混焼試験を実施。木質チップによる20%混焼を達成していた。





