【アセアン】エネサイクル、3カ国で鉄鋼業向けバイオ炭生産の調査

【亜州ビジネス編集部】

バイオマス関連事業のエネサイクル(本社:東京都千代田区)は4日、バイオ炭工場の建設地選定に向けた事業化調査をフィリピンとインドネシア、マレーシアの3カ国で行うと発表した。鉄鋼産業向けの石炭代替素材として、バイオ炭を安定的に供給できる体制の確立を目指す。

今回の調査は、経済産業省の「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に採択された。原料となるバイオマスの調達や生産したバイオ炭の輸送に関する物流、各国の法規制などを調べるほか、鉄鋼メーカーの実機設備を使った運用面での検証・評価なども行う。

原料にはココナツやアブラヤシの殻の使用を想定。同社によると、バイオ炭の利用可能性は確認されており、安定的な供給体制の確立が事業化に向けた鍵になるという。

同社は製鉄の還元剤として高い適性を持つ高品位なバイオ炭を生成できる炭化炉を開発。水分含有率が高い原料に対応し、運用コストの削減も見込めるという。


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