【タイ】車ショー受注の購入率、7割弱を予測=サイアム商銀

【亜州ビジネス編集部】

サイアム商業銀行(SCB)傘下の調査機関「エコノミック・インテリジェンス・センター(EIC)」は17日発表したリポートで、自動車展示・販売会「第47回バンコク国際モーターショー」(3月23日~4月5日)の自動車予約台数のうち、実際に購入される割合が70%弱にとどまるとの予測を明らかにした。例年の75~80%を下回る見通し。電気自動車(EV)はローンの頭金が高額で返済期間が短いため、ローンの審査が通らないケースが増えると見ている。

同イベントでは過去最高の13万2951台の自動車が予約され、1年前の前回開催を72%上回った。EICは、うち実際の購入に至る台数を9万1000台と予測。ローン審査が通らないケースがあるほか、納期の長期化や新モデルの相次ぐ登場で予約者のキャンセルが増える可能性もあると指摘した。

イベントでは原油価格の高騰などを背景にEVの受注が好調だった。ただEVの多くは輸入車で、国産EVも部品の現地調達率が低いことから、販売増による国内経済への恩恵は限定的とEICは見ている。

同イベントはバンコク北郊ノンタブリ県の展示会場「インパクト」で開催。中国ブランドを中心とするEVの人気が高まっており、予約台数全体の3分の2を中国車が占めたとされる。


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