【中国】「北京モーターショー」24日開幕へ、展示規模は世界最大38万平米

【亜州ビジネス編集部】

今年の「北京モーターショー」は、展覧規模が世界最大を記録する見込みだ。2会場連動」方式を初めて採用し、合計17の展示館を設ける。「時代を率い、知能が未来を拓く」をテーマに選定した。中国国際展覧センター (順義館)と首都国際会展センター(新国際展覧センター2期)を使用する「第19回北京国際汽車展覧会(北京モーターショー2026)」は、4月24日から5月3日の日程で開催される。北京商報が21日付で伝えた。

総展示面積は前回(2024年)の22万平方メートルから世界最大の38万平方メートルまで73%拡大される。21カ国・地域から企業が出展し、展示車両総数は1451台に増加。うち世界初公開の新モデルは、前回の117台から今回の181台に55%増加する予定だ。これは中国の自動車産業が「電動化の前半戦」から「インテリジェント化の後半戦」に突入した事実を表す。

「境」シリーズを初出展する華為技術(Huawei)は、奕境X9と啓境GT7を世界初公開する。華為が主導する自動車技術エコシステムアライアンス「鴻蒙智行(HIMA、Harmony Intelligent Mobility Alliance)」の展示ブース面積は4400平方メートルを超え、展示車両は20台を超える見込みだ。

注目の新車は、BYDの海獅08、全面刷新の理想L9、新型問界M9など。BMWやメルセデス・ベンツ、アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンなども新モデルを世界初披露する。テスラと一部の超高級ブランドを除けば、主流の中国ブランドメーカーがほぼすべて出そろう形だ。

コアサプライヤーもメイン展示館に大規模進出する。CATLや華為乾崑、華為数字能源、文遠知行、地平線、科大訊飛なども完成車ブランドと同じ展示館で自社製品またはサービスをアピールする。部品展示エリアのテーマも、「自動車部品・コンポーネント、電子・システム、新エネルギー・コネクテッド」から、「電動化、インテリジェント化、デジタル化」という3本の主軸に高度化される。

最大の見どころは、L3自動運転、LLM(大規模言語モデル)コックピット、電圧800Vプラットフォームなどの技術群だ。量産車に全面搭載され始めるなか、主要メーカーの20万~30万人民元(約466万~699万円)クラスの車種ではL3ハードウエアが標準装備となる。

統計によると、25年1~11月に都市NOA(自動運転のナビゲーション機能)機能を搭載した乗用車の中国累計販売は312万9000台に達した。うち自主ブランドは253万7000台(構成比81.1%)に上る。


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