【亜州ビジネス編集部】
自動車輸入販売の地場ミレニアムグループ・コーポレーション(アジア)(MGC-ASIA)傘下でカーケア店を展開するマスターモーターサービシズ(タイランド)は、2026~27年に総額1億バーツを投じる計画を明らかにした。事業再編戦略の一環で、カーケア事業の強化に加え、中国の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車向けの塗装・板金サービスを拡充し、EV整備需要の取り込みを図る。5月27日付プラチャーチャート・トゥラキットが伝えた。
マスターは18年ぶりに事業を再編し、カーケア店のブランドイメージを刷新する。全国20カ所に展開するカーケア店「MMSボッシュ・カーサービス」の改装を進め、名称を「MMS」に簡素化する。予算は3000万バーツを見込む。
また、小鵬認定の塗装・板金センターを増設する。バンコク西部のラチャプルック通りに開設した1号店を皮切りに、27年までにバンコク首都圏で4カ所体制とする計画。予算は6000万バーツを見込む。このほか、ドイツ製のエンジン用メンテナンス製品「チュナップ」の販売事業では、環境配慮型製品の比率を高めるとしている。
マスターの25年の売上高は約2億5000万バーツだった。26年は2億6000万~2億7000万バーツを見込む。事業再編効果が本格化する27年には前年比20%増収を目指す。
親会社のミレニアムグループは、輸入販売で英ロールス・ロイスや同アストンマーチン、伊マセラティ、小鵬を扱うほか、ディーラーとして独BMWやホンダ、中国・吉利汽車の「極コク(ジーカー)」などを販売。全国130カ所にショールームを展開している。




