【亜州ビジネス編集部】
ソフトウエア開発などを手掛けるイーグリッド(本社:島根県出雲市)は23日、バンコクで電動バイクに関する実証研究を開始したと発表した。車載機器で取得した走行データをAI(人工知能)で解析し、消費電力削減や安全運転につなげるもので、今後の商用化や東南アジア各国への展開に向けた取り組みとなる。
日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の脱炭素化に関する国際実証事業に採択された。19日に事業開始の記念式典を開催。電動バイク20台と5カ所の充電所でデータを収集し、AIモデルの構築を進める。
イーグリッドのシステムでは、全地球測位システム(GPS)や速度センサーを搭載した車載器と車載電池を連携し、運転傾向に応じたエネルギー量を計測・解析。最適な速度や加速度を運転手に通知し、消費エネルギーの効率化と安全運転の促進を図る。
導入した事業者にとって、電力コストの削減や事故・故障リスクの低減、フリート管理に必要なデータの可視化といったメリットがあるという。来年以降にバイクタクシーや宅配業者向けの商用化を目指すほか、ベトナムやインドネシアの大都市への横展開も視野に入れる。




