【亜州ビジネス編集部】
時計バンドやメガネフレームを生産する日本精密(本社:埼玉県川口市)は6月29日、中期経営計画を発表し、ベトナムで2027年にも研究開発(R&D)拠点を開設すると発表した。R&D機能を段階的に強化し、カンボジア工場と連携しつつ自動化や高付加価値品の供給体制強化などを進める。
27年3月期~31年3月期の中期計画「アセアンプロジェクトIII」を発表した。14年3月期に開始した「アセアンプロジェクト」の第3期で、これまでの第1期ではベトナムとカンボジアの生産拠点での一貫生産体制を、第2期では供給網を構築した。第3期では「R&D強化」「自動化」「高付加価値製品」「財務健全化」を軸に企業価値の最大化を図るとしている。
ホーチミン市の現地法人、日本精密ベトナムをグループの基幹製造拠点と位置付けており、来年にもR&Dセンターを本格稼働させる。自動・半自動化に向けたR&Dや、高付加価値製品の開発支援などを推進する。
世界的な供給網見直しの動きや、東南アジアの人件費上昇、消費の二極化による高付加価値品ニーズの高まりなどに対応する。31年3月期には自動化率30%(26年3月期は10%)や、高付加価値品の売上比率30%(同18%)といった目標を掲げる。




