【亜州ビジネス編集部】
東京ガスは8日、太陽光発電設備と二次電池電力貯蔵システム(BESS)を他社の工場などに設けて電力を供給する「オンサイトPPA」の実証事業をタイで行うと発表した。現地の電力事情や高温多湿な環境での有効性などを検証し、日本製の産業向け太陽光設備とBESSによる事業の本格展開につなげる。
傘下の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)を通じて、複数の工場に合計で20メガワット(MW)の太陽光設備と20メガワット時(MWh)のBESSを導入。太陽光の余剰電力をBESSに充電し、夜間やピーク時間帯に放電することで、再生可能エネルギーの利用率向上と、温暖化ガス排出量の削減、電力系統の安定化を図る。
TGESが日本で実績を持つ電力供給技術を活用する。同技術による海外での実証は初めてとなる。
日本の経済産業省の「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業(大型実証
ASEAN加盟国)」に採択された。政府支援を活用して初期投資負担を軽減し、総額約37億円の実証を行うとしている。




