【タイ】26年の経済成長率2.5%予測、財務省が上方修正

【亜州ビジネス編集部】

財務省は24日、2026年の国内総生産(GDP)成長率予測を前年比2.0~3.0%(平均2.5%)と発表し、4月時点で予測していた1.1~2.1%(平均1.6%)から引き上げた。輸出が伸びているほか、政府の景気刺激策による民間消費・投資の拡大や、中東情勢の緩和によるエネルギー価格の低下などが成長を押し上げる要因になるとみている。

同省は3カ月ごとにGDP予測を改定している。今回は民間投資の予測を9.0%増とし、前回予測(3.2%)から大幅に引き上げた。民間消費の予測は2.3%増から2.7%増に、物品輸出額(米ドル建て)は6.2%増から12.5%増に、それぞれ上方修正した。

一方、インフレ率は2.0%と予測し、前回予測(3.0%)から引き下げた。外国人観光客数の予測も3350万人から3300万人に下方修正。前年実績(3290万人)を上回るものの、低い伸びにとどまり、新型コロナウイルス流行前の19年の4000万人を依然として下回る。

25年の実質GDP成長率は2.4%となり、前年(2.9%)から伸びが鈍化した。家計債務の高止まりや外国人観光客数の落ち込みを背景に個人消費の伸びが引き続き減速した。財務省の予測通りだと、26年は2年ぶりに成長が加速することになる。


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