【亜州ビジネス編集部】
UCCグループは6日、ベトナムでコーヒーの再生農業事業を開始すると発表した。持続可能なコーヒー調達の実現に向けた取り組みの一環として、現地調達先と共同で再生農業の考え方を取り入れたコーヒー生産に取り組む。
UCCグループの現地調達先であるスイスのコーヒー生豆商社イーコムグループの現地法人アトランティック・コモディティーズ・ベトナム(ACOM)と共同で行う。まずは試験農園を設置し、再生農業の実践・効果の検証を進める。具体的には、日よけとなる「シェードツリー」の導入や「バイオ炭」を含む有機堆肥の施用などを実施。気候変動による環境ストレスへの適応力を高め、化学肥料への依存度を減らしつつ、コーヒーの木の生育改善と収量向上を目指す。
世界有数のコーヒー生産国であるベトナムでは、気候変動による気温上昇や降雨パターンの変化に加え、土壌の健全性低下や生産コストの上昇が深刻化している。将来にわたる安定調達のためには、生産性向上と環境負荷低減を両立する新たな生産モデルの構築が急務になっているという。




