【亜州ビジネス編集部】
カシコン銀行傘下の総合研究所カシコン・リサーチ・センター(KRC)は、2026年の国内新車販売台数が前年比8.7%増の67万5000台に拡大するとの予測を発表した。乗用車・スポーツ多目的車(SUV)が17.0%増の47万5000台と全体をけん引すると見込む。一方、ピックアップトラックなど商用車は7.0%減の20万台に落ち込むとみている。
電気自動車(EV)が71.0%増の21万台と大幅に伸び、乗用車・SUVの販売を押し上げる見通し。一方、商用車は農家や企業の購買力低下が販売の重しになるとみている。
販売台数に占める割合は、EVが前年の20%から31%に11ポイント上昇する一方、エンジン車は39%に16ポイント低下すると予測。プラグインハイブリッド車(PHV)は3%で横ばい、ハイブリッド車(HV)は27%に5ポイント上昇するものの、EVほどの伸びにはならないとみている。EVの普及拡大を背景に、新車登録台数に占める中国メーカーのシェアは32%に9ポイント拡大する見通し。
KRCは、EVの販売台数に占める輸入車の割合が55%に達する一方、国内生産車は45%にとどまると指摘。国内生産の促進に向け、輸入車と国内生産車の税率差を適切に設定することが重要と提言した。




