【亜州ビジネス編集部】
タイ商工会議所大学(UTCC)が8日発表した2026年8月の消費者信頼感指数(100以上が好感)は53.2となり、前月の51.8を上回った。指数の上昇は3カ月連続。政府による生活必需品の購入支援策など景気刺激策の実施を受け、消費者心理が改善した。
同大学は指数上昇の要因として他にも、◆国家経済社会開発委員会(NESDC)が26年の国内総生産(GDP)成長率予測を前年比2.0~2.5%に上方修正したこと◆タイ中央銀行が政策金利を1.00%に据え置いたこと◆7月の輸出額が前年同月比21.6%増となり、25カ月連続で前年同月を上回ったこと――などを挙げた。
一方、マイナス要因には、◆経済回復が遅れる中、生活費の上昇に収入が追いついていないと消費者の多くが感じていること◆ガソリン・軽油の小売価格が上昇したこと◆中東情勢の不確実性が懸念されること――などを挙げた。
今回の調査対象は全国の消費者2240人。指数は「良い、良くなった」と回答した人の割合から「悪い、悪くなった」と回答した人の割合を差し引き、100を足した値。




