【亜州ビジネス編集部】
ピパット副首相兼運輸相は14日、スワンナプーム空港とバンコク都内を結ぶ空港鉄道「エアポート・レール・リンク」(ARL)の運営について、大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループが率いる企業連合が来年1月末で撤退することを明らかにした。以降はタイ国鉄(SRT)に運営が戻される。各紙が伝えた。
CPの企業連合は今月末の契約終了を希望していたが、政府側との話し合いで4カ月の延長に合意した。企業連合は2019年、バンコクと東部ラヨーン県の3空港を結ぶ高速鉄道の建設・運営事業を受注し、それに伴い21年10月にエアポート・レール・リンクの運営を国鉄から引き継いでいた。
同企業連合は今年7月、3空港を結ぶ高速鉄道の建設事業から撤退する意向を表明。土地収用の遅れや新型コロナウイルス流行で事業が遅れているものの、契約条件の見直しを認められず、政府に対して契約解除を求めた。同事業の契約解除の可否について、ピパット氏は、今後あらためて検討するとしている。




