【アセアン】上期の域内電動車販売55.7万台、タイが最多

【亜州ビジネス編集部】

会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のタイ法人PwCタイランドは25日、東南アジア主要6カ国の電動車の販売台数が2026年上半期に前年同期比62%増の55万7000台だったと発表した。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)を含むもので、国別ではタイが47%増の20万6000台で全体の37%を占め、域内最多だった。

タイの内訳はEVが10万6000台、HVなどが10万台。EV販売で比亜迪(BYD)や奇瑞汽車(チェリー)など中国ブランドが大半を占める一方、HVはトヨタなど日本ブランドが強い。

国別の電動車販売はほか、国産EVメーカーのビンファストを擁するベトナムが74%増の12万7000台で、タイに次ぎ2番目に多かった。以下は◆インドネシア=73%増の11万4000台◆マレーシア=68%増の5万2000台◆フィリピン=2.8倍の3万1000台◆シンガポール=29%増の2万7000台――が続いた。

一方、エンジン車も含む自動車の総販売台数は、6カ国合計で11%増の175万5000台だった。国別では商用車が好調のインドネシアが16%増の43万7000台で最多。これにEV市場が急拡大したタイが15%増の38万5000台、スポーツ多目的車(SUV)の需要が伸びているマレーシアが3%増の38万5000台で続いた。

EVの販売増を背景に中国ブランドのシェアが高まっており、シンガポールでは販売全体の43%を占めた。国別の中国車シェアはほか、◆タイ=29%◆インドネシア=18%◆フィリピン=17%◆マレーシア=9%◆ベトナム=0.4%――だった。


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