【アセアン】日本の東南ア向け直接投資が3割減、越など落ち込む

【亜州ビジネス編集部】

日本貿易振興機構(ジェトロ)が14日発表した2026年上半期の日本の対外直接投資に関する集計によると、東南アジアへの直接投資額は前年同期比28.2%減の1兆4198億円だった。主要国ではベトナムとタイ、シンガポールがいずれも40%台の落ち込み。一方でアジア全体への投資は拡大しており、インドが2.6倍に増えた。

東南アジア11カ国への投資額などを集計した(前年同期は東ティモールを除く10カ国)。国別ではベトナムが41.6%減の2062億円、タイが40.8%減の1978億円と低調。域内で最大投資先のシンガポールは49.3%減の4825億円とほぼ半分に減った。

一方、マレーシアは68.8%増の2936億円と大きく伸びた。マレーシア投資開発庁(MIDA)が上半期に認可した日本からの投資額は8.3倍の223億リンギ(約8600億円)に拡大。データセンター(DC)やクラウドなどデジタル関連の投資がけん引している。

ジェトロによると、上半期の日本の対外直接投資額は全体で7.0%増の16兆4029億円だった。うちアジアは6.6%増の3兆2459億円。インドで三菱UFJ銀行による大手ノンバンクへの大型出資案件があり、同国への投資が2.6倍の1兆3698億円に拡大した。中国は25.4%増の2424億円だった。


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