【タイ】26年のPCB輸出額、65%増予測=KRC

【亜州ビジネス編集部】

カシコン銀行傘下の総合研究所カシコン・リサーチ・センター(KRC)は14日、2026年のタイのプリント基板(PCB)輸出額が前年比64.6%増の25億9600万米ドルに拡大するとの予測を発表した。世界的なAI(人工知能)やデータセンター(DC)の需要拡大に加え、国内でのPCB生産への投資拡大が輸出を押し上げるとみている。

26年第1四半期にタイ投資委員会(BOI)が認可したPCB生産関連の投資額は539億8000万バーツ(約2544億円)となり、25年通期の426億3700万バーツを3カ月で上回った。AI機器やデータセンター向けの高性能PCBへの投資が進んでおり、今後の生産・輸出増につながると期待される。

25年のタイのPCB輸出額は18.9%増の15億7700万米ドルだった。輸出先別では中国向けが全体の26%を占め最大。これに米国が15%、日本が11%で続き、上位3カ国で全体の5割に達した。

KRCは一方、27年のタイのPCB輸出額を前年見込み比25.1%増の32億4800万米ドルと予測。前年に急拡大した反動もあって伸びが鈍化するとみている。23~27年では年平均25.3%増となり、世界のPCB市場の年平均成長率(5.9%)を大きく上回るとみている。


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