【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は19日、タイ国トヨタ自動車(TMT)による燃料電池車(FCV)生産事業を認可したと発表した。投資認可額は14億9000万バーツ(約70億円)。トヨタは来年12月から1トンピックアップトラック「ハイラックス」のFCVタイプを生産し、まず欧州などに輸出する。
東部チャチュンサオ県のバンポー工場で既存の生産ラインを活用し、年産能力3000台の体制を整備する。水素タンクや燃料電池、モーターなどFCVの主要部品を組み立てる設備を導入。また、工場内に水素充てん設備を設けてFCVの生産・試験に利用する。
当初は生産した車両を全て輸出する方針。輸出先は欧州と豪州、ニュージーランドを予定する。
FCVの生産で国内調達する部品・原材料は、空調・ 冷却システムやシート、ホイール・タイヤ、ワイヤーハーネス、内装部品など。年6億4000万バーツの調達を見込む。
トヨタは昨年11月にハイラックスの電気自動車(EV)タイプを発表した際、FCVタイプを投入する方針も明らかにしていた。電動車の選択肢を複数用意する「マルチパスウェイ」戦略を推進する。




