【中国】OPPO下期出荷目標1億台に上方修正、ファーウェイからシェア奪取

【亜州ビジネス編集部】

OPPO広東移動通信はこのほど、2020年下半期の目標出荷数を1億台に上方修正。うち中国での出荷数を3割以上引き上げるとの目標を掲げた。現地メディアが8日伝えた。

市場調査会社の米ストラテジー・アナリティックスによると、OPPOのスマホ出荷数は20年上半期に4660万台。うち中国本土向けは2590万台だった。下半期に1億台の出荷に成功した場合、20年通年の出荷数は前年比28%増と大幅に伸びる計算となる。

このほか、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が欧州市場への進出を加速する方針との情報も伝わっている。グーグルのアプリが使用できなくなったファーウェイのスマホに代わり、小米は欧州市場でのシェア獲得を狙う考えだ。

米調査会社IDCによると、中国のスマホ出荷台数は20年4〜6月期に前年同期比10.3%減の8780万台だった。首位はファーウェイで、出荷数は9.5%増の3970万台。以下、維沃移動通信(vivo)が18.0%減の1500万台、OPPOPが22.7%減の1410万台、小米が21.9%減の910万台、アップルが11.6%増の730万台と続いた。


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