【タイ】2400万人に補助金を交付、総額510億バーツ

【亜州ビジネス編集部】

政府の新型コロナウイルス感染症経済対策本部は16日、国民2400万人に総額510億バーツの補助金を交付する計画を承認した。

消費を刺激し、国内総生産(GDP)成長率0.24%押し上げを図る。17日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

低所得者の生活費補助制度「福祉カード」の保持者1400万人には、1人当たり月500バーツを10月から3カ月間支給する。予算は210億バーツ。通常の補助金200〜300バーツと合わせると支給額は700〜800バーツとなる。

また、専用のウェブサイトで登録した18歳以上の1000万人に対し、食品や日用品の購入額の50%を政府が補助する。上限は1人1日100バーツ、累計3000バーツ。10月16日から登録を受け付け、購入期間は同月23日〜12月31日とする。予算は300億バーツ。
利用できる店舗はフランチャイズ(FC)展開しているコンビニエンスストアや零細商店、食堂とし、同ウェブサイトで10万店を目標に登録を募る。


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