【中国】8月のピックアップトラック販売36%増、3万1608台に拡大

【亜州ビジネス編集部】

中国の新車市場でピックアップトラックの躍進が目立つ。

今年8月の販売動向は、前年同期比36.32%増の3万1608台に上った。国内の8社がプラス成長を達成している。全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)の月次報告に基づいて、経済日報が23日付で伝えた。

年初来の累計でも、マイナス成長率は大きく縮小している。1〜8月の累計では、前年同期比2.61%減の24万6603台が販売された。

トップ企業の長城汽車は、8月の販売が前年同期比77.10%増の1万6368台に伸びている。販売台数シェアは51.78%に達した。1〜8月の累計では37.61%増の12万5675台。販売シェアは50.96%と過半を占めている。

2位以下は、
江鈴(8月4784台、1〜8月3万4152台)
江西五十鈴(8月2605台、1〜8月2万3097台)
鄭州日産(8月2562台、1〜8月2万12台)
福田汽車(8月853台、1〜8月7680台)など
上位2〜4位の販売シェアは合算31.49%に上る。

乗聯会によると、中国の8月新乗用車小売市場では、狭義ベース(マイクロバスを除く)で前年同月比8.9%増の170万3000台に拡大した。プラス成長は2カ月連続で、増加率は18年5月以来の大きさとなった。前月比でも6.5%増加している。1〜8月の累計では、前年同期比15.2%減の1101万4000台で推移した。


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