【ASEAN】中国〜ASEAN貿易に「黄金時代」、8カ月で4%増の4165億ドル

【亜州ビジネス編集部】

中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は貿易の黄金時代を迎えていると、商務部の幹部(李成鋼・部長助理など)が27日、「第17回 中国・ASEAN博覧会」に関する説明会で語った。同博覧会は広西チワン族自治区の南寧市で11月27〜30日にかけて開催される。経済日報などが伝えた。

全体のマイナス成長に逆行し、中国〜ASEANの貿易は拡大を続けている。今年1〜8月の貿易額は、前年同期比3.8%増の4165億5000万米ドルに達した。中国貿易額全体の14.6%を占めて、エリア別で中国最大の貿易相手に浮上している。

中国の対ASEAN投資も活発化している。今年上半期の現地投資額は、前年同期比53.1%増の62億3000万米ドルに拡大。「一帯一路」沿線諸国向け投資全体の76.7%を占めている。ASEANによる対中投資も関しても、5.9%のプラス成長を確保した。

中国〜ASEANの年間貿易額は、2010年の2928億米ドルから19年の6415億米ドルに119%も伸びており、双方の現地投資は累計2230億米ドルに積み上がった。


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