YAMAICHI SPECIAL STEEL(THAILAND) CO., LTD.

企業紹介

特殊鋼のスペシャリスト
「精密金型加工」で事業拡充

創業90年を超える特殊鋼の老舗「山一ハガネ」は、2003年に「YAMAICHI SPECIAL STEEL(THAILAND)」を設立。自動車業界をはじめ、タイの製造業を“ハガネ”から支えてきた。
高級特殊鋼素材の供給のみならず、安定した寸法精度を誇る一次加工、１ミクロンにこだわる精密加工技術、高精度な測定技術といった特殊鋼ビジネスに不可欠な要素、そしてAS9100に裏打ちされた管理体制といった背景を元に、日本品質のサービスを展開する。

そんな同社が近年注力するのは、「精密金型加工」の提供だ。12年に設立したベトナム法人「YAMAICHI SPECIAL STEEL VIETNAM」と連携を図り、着々と顧客の幅を広げている。「特殊鋼の製品を幅広く取り扱ってきた弊社ですが、ベトナム工場で金型加工から熱処理が可能になったことで、特殊鋼の材料から製造までの提供と、製品の検査・測定まで一気通貫のファクトリーモールを実現しました」と同社の肥後ゼネラルマネージャー（以下GM）。

また、「弊社の強みは、日本で培ってきた鉄・鋼における知識と専門技術を武器に、お客さまのニーズに＋αで返せる提案力です。生産材の提供を根幹に据えながら、業界問わずさまざまな要望に応えていきたい」と宣言。

在タイ歴も長く、ローカル事情にも精通する肥後裕也GM

多様なニーズへの対応力が求められる現代。特殊鋼・鉄鋼のスペシャリストは、顧客と二人三脚で新たなステージへと向かう。

1μM単位で切削加工の限界を追求

持ち前の金属加工技術を生かした　究極の焚き火台「HITAKI」

タイの製造業を“ハガネ”で支えてきた同社が、究極の焚き火台「HITAKI」を新発売。同社が培ってきた金属加工技術を生かしたハイエンド向けの焚き火台として、すでに日本では大きな注目を集めている。

持ち前の溶接技術で上質なステンレス合金を溶接して構成。使う人の自由な発想で支える究極の焚き火台だ（写真はフルセット）

「HITAKI」は上質のステンレス合金を使った逸品。究極の焚き火台と称されるには十分な品質を誇っている。耐加重はなんと100kg。他のバーベキュー器材にはまず見られることのない耐加重で抜群の安定感があり、火を使う料理をする際にも安心で安全だ。高温で変形しやすくなる鉄板プレートを使用していないため耐用年数も長く、使い込むほどに味わいが出てくるのも「HITAKI」の魅力。

また、ステンレス合金の溶接には高度な技術が必要とされるが、その点も同社ならではの技術が生かされている。溶接作業は熟練した専門の職人が担当しており、ひとつ一つの製品を丁寧かつ念入りに製作。「HITAKI」が採用しているフレーム構造には、「炎を遮らない」 「設置、撤収、洗浄が簡単」「用途に合わせた拡張が可能」という多岐にわたるメリットも。キャンプなどのアウトドアライフはもちろん、ホテルでのアクティビティやイベントなど多岐にわたるシーンで活躍してくれるはずだ。

熟練の職人が一台一台を丁寧に余接して作り込んでいく

焚き火を楽しみながら料理ができる
ステーキとピザを同時に焼くことも可能

メッシュシートを使えば本格的なピザ焼きも

別売の溶岩プレートを台にして、上からの火で美味しい焦げ目を付けたピザ焼きができるのも「HITAKI」ならでは。専用のメッシュシートを使えば直径40cmの大型ピザまで焼くことができる。

重たい調理器も載せることができる頑丈な拡張置台

例えばシチューを調理している時に鍋を片隅に置いて、フライパンで肉を焼きたい。拡張置台はそんな時にとても便利。ダッチオーブンやスキレットといった重い調理器具も置くことができるので、機能的で大胆に調理することができる。

組立・分解に面倒な工具は不要で撤収も簡単

考え抜かれた基本構造であるため、極限まで組立を簡略化。ネジやナットなどの締め付けパーツがなく、組み立ては4本のピンのみで固定するピンロック構造。誰でも簡単に扱うことができ、分解も簡単。さっと専用袋に収納して撤収できるのは有り難い。

究極の焚き火台「HITAKI」製品仕様

フルセットには下記の全てが含まれる
販売価格：22,500B（フルセット）

自社開発の3Dプリンターで制作
様々なインテリアをオーダーメイド

同社は2023年に入り、自社開発した3Dプリンターで様々なインテリアの受注生産を開始した。この3Dプリンターを使用することで、手軽にお洒落なインテリアやグッズが短納期で提供できる。最新技術で作る日本クオリティのインテリアは、オフィス・ホテル・工場などの様々なところで活躍するだろう。