「タイで働きたいけど、どうやって仕事を見つけたらいいの?」と悩む人は多いはず。それに、初めて海外で働くとなると心配事や不安はつきものです。
「タイでは(日本人は)どのくらいお給料がもらえるの?」「福利厚生の制度はあるの?」「有給休暇はあるの?」などなど、タイで働くために知っておくと役立つ情報をまとめました。日本と異なる点も解説しながら、タイでの転職&仕事探しにお役立てください。
- 日本でやること
- 海外転職エージェント登録
- 仕事探し・応募
- 仕事探しや会社選びで気をつけること・注意点
- 選考・面接
- 内定
- 現職の退職手続き
- 入社・渡航準備
- 入社・渡航時に必要な書類
- タイでやること
- 労働許可証(ワークパーミット)の申請
- タイ生活で必要なこと
- タイの労働基準・労働条件
- 日本とココがちがう!タイの労働事情Q&A
- Q 最低月収が決められているって本当?
- Q 5万Bの給料だとどんな生活ができるの?
- Q 試用期間はどのくらいあるの?
- Q 福利厚生や社会保険はどうなっているの?
- Q タイの休暇制度って何があるの?
- Q 従業員を解雇する際の手当は?
- 現地採用と駐在員って何がちがうの?
- タイで身につく経験・キャリア
日本でやること
1 転職5〜6カ月前 海外転職エージェント登録
いよいよタイで働くための転職活動がスタート。日本の転職活動と内容はそこまで変わりませんが、情報収集や予備知識があると転職活動がスムーズに進むので、早め早めに行動しましょう。
タイで日本人が仕事を探す場合、最もポピュラーな方法が現地の転職エージェントサイトに登録し、求人を見つけること。日本からでも求人を探したり、応募することができるので、まずはどんな転職エージェントがあるのかリサーチしてみましょう。
現地の転職エージェントに登録する
日本人が応募できる求人は、タイ現地にある日系転職エージェントで取り扱っています。タイにはさまざまな転職エージェントがありますが、無料でサービスを受けられるので、1社だけではなく複数のサイトに登録するのがおすすめです。
登録時に必要なもの
- 和文と英文の履歴書
- 和文と英文の職務経歴書(英文レジュメ)
- 顔写真(証明写真)
- 各種資格証明書類(任意)
担当コンサルタントと面談(30分〜1時間程度)
転職エージェントに登録すると、数日以内に担当コンサルタントから連絡が来ます。海外転職や求人紹介を希望している場合、まずはコンサルタントとの面談です。コンサルタントは現地の日本人が担当となることがほとんどなので、あらかじめ相談したいことをまとめておくと良いでしょう。
面談で聞かれること ※一例
- 志望動機
- タイ(海外)で働きたい理由
- 日本での職務経歴
- 志望職種や業種
- 希望する条件の確認(給与・福利厚生など)
- すでに応募済みの求人の有無 ※紹介の重複を防ぐため
- 語学レベルのチェック(タイ語・英語)
コンサルタントに相談できること ※一例
- タイの労働基準・労働条件(働き方など)
- 現地の生活情報
- 語学力
- 在タイ日本人の暮らし
- 面接対策
- 非公開求人の紹介
転職エージェント以外で仕事を探す
企業の求人募集から応募する
現地のフリーペーパーに掲載されている求人欄や日系企業のサイトから求人募集を探すのもひとつの手です。企業側と直接やり取りができるなどメリットもありますが、エージェントを通さずに自分で探すため、時間と労力がかかるのと、面接対策ができないなどデメリットもあります。
タイで働いている知り合いに聞く
あまりないパターンではありますが、現在タイで働いている友人や知り合いに紹介してもらうという方法もあります。実際に働いている人の声や意見を聞くと、タイの働き方や勤務状況などがよりイメージしやすく、運がよければ求人した企業を紹介してもらえる可能性もあるでしょう。
2 転職3〜4カ月前 仕事探し・応募
エージェントの登録ができたら、仕事探し&応募へ進みましょう。
タイの求人は、日本とはちがって職種や業種が限られています。以下の注意点を参考に、自分にあった仕事探しを進めていきましょう。