タイのローカルマーケット

「市場に行けば、その国の暮らしが見える」とはよく言ったもの。
タイ語で市場を意味する庶民の台所「タラート」には新鮮な肉や野菜はもちろん、南国らしいトロピカルな果物が所狭しと並んでいます。バンコク都内に数ある市場の中でも、外国人にも利用しやすいスポットをご紹介します。

みんなの登竜門 モーソーウォー市場

火・木曜に開催される「カタラ・モクタラ」こと「モーソーウォー市場」は、BTSアソーク駅からタクシーで3分。
シーナカリンウィロート大学の構内にある珍しい市場ですが、朝早くから営業していることもあり、日本人奥様たちの御用達です!
まずはここで、“タラート・デビュー”してみませんか?

シーナカリンウィロート大学構内に200を超える店が集結。
タイの大学の雰囲気が見られるのもおもしろい。
食堂やカフェもあり、学生以外も利用可能

営業時間

火・木 6:30〜14:00頃まで

※大学の休講時期は市場も休業する。

WEBサイト Facebook
地図 https://goo.gl/maps/q1wE13vg6DNsjy7R6

モーソーウォー市場へのアクセス

BTSアソーク駅、MRTスクンビット駅からアソーク通りを北上し、徒歩15分ほど。
またはMRTペッブリー駅からアソーク通りを南下し、徒歩10分ほど


モーソーウォー市場を歩いてみよう!





食材エリア

高級デパートと変わらない品質にも関わらず、値段はローカル価格なのもうれしい!
思わず買い過ぎちゃうのも納得。

早朝に行くと新鮮な野菜が豊富に並びます。
スーパーでは見られない、珍しい食材に出会えることも!

お店によってはカタコトの日本語が通じたり、日本語表記がある場合もあります。


CHECK!

キャリーバッグは必須アイテム!?

帰る頃には両手いっぱいの荷物になることもしばしば。
慣れた人はキャリーバッグ持参で歩いてますよ!


まだまだありますローカルマーケット!

新鮮な高級食材が並ぶ オートーコー市場

チャトチャックマーケットの向かいに位置する市場です。
広くて清潔な建物内には、厳選された青果、精肉、鮮魚、乾物や、タイ王室が推進する農業支援「ロイヤルプロジェクト」の直支所などが並び、セレブ層のタイ人で賑わいます。

値段は高級スーパー並みですが、品質は抜群!
屋台やフードコートもあり、一皿35〜50B程度でタイ料理が楽しめます。

営業時間

毎日 8:00〜18:00

アクセス

MRTガムペーンペット駅の3番出口を出て右手に入口がある

地図 https://goo.gl/maps/UxxUW9ezoGNBwuB9A

日本人にとって「卵かけご飯」は家庭の定番の味ですが、タイには卵を生で味わう食文化がありません。
このため、生卵は売られているものの生食には適さず、食べるとサルモネラ菌による食中毒を引き起こしてしまうことも…。

また、気温や衛生管理の点からも、ローカルマーケットでの購入は避けたほうがベター。
日系や外国人向けのスーパーマーケットで買いましょう。


トンローエリアでローカルを体験 トンロー市場

プロンポンからエカマイエリアに住む日本人に人気の市場。
土日の朝は特に多くの買い物客で賑わいます。

青果、魚介、精肉などは量り売りのため、必要な分だけ購入可能。
また、魚をおろす、エビの殻むきといった調理サービスも。
惣菜やタイ伝統菓子の屋台もあり、小規模ながら暮らしに重宝する市場です。

営業時間

毎日 6:00〜11:30

アクセス

BTSトンロー駅3番出口から出て、スクンビット・ソイ57を左折

地図 https://goo.gl/maps/qVjPePtYbwgenGei6

世界の洋服バイヤーも注目 プラトゥーナム市場

BTSチットロム駅から徒歩で行ける、衣料品を中心とした市場。
迷路のように入り組んだ路地には、Tシャツ、デニム、ドレスなどカジュアルからフォーマルまで、ありとあらゆる洋服がズラリ。

驚くほど安価なものが多く、世界中からバイヤーが買い付けに訪れるほど。

営業時間

毎日 4:00〜21:00 ※店舗によって異なる

アクセス

BTSチットロム駅からセントラルワールド方面に徒歩15分。運河を越え、大通りを渡ってすぐ

地図 http://goo.gl/ApjHL4

業者が訪れるバンコク最大の花市場 パーククローン市場

チャオプラヤー川から運搬されてきた商材が並ぶ、24時間営業の花専門市場。
南国ならではの植物や海外からの輸入花まで、種類豊富に揃っています。

花屋の多くはここから仕入れているため、市場価格よりも安く新鮮なものが手に入ります。
また、プロ御用達の花屋や一般には出回らない高級花も。

営業時間

毎日 24時間営業

アクセス

MRTサナームチャイ駅から徒歩5分、またはBTSサパーンタクシン駅から車で10分。または同駅の船着場から船で15分(ヨートピマン船着場で降りて川を背に直進するとすぐ)

地図 http://goo.gl/L0Ckar

洋服の布地を探すなら! パフラット市場

中華街ヤワラートの奥にある「パフラットエリア(別名・インド人街)」は、“布市場”として有名です。
洋服のオーダーメイドのために、ここで布地を探す人が多いとか。

また、インド料理をはじめ、タイ在住のインド人が敬うタイ初のシーク教寺院も近くにあり、観光にもオススメです。

営業時間

毎日 10:00〜18:00

アクセス

MRTサムヨット駅から徒歩7分、またはMRTフアランポーン駅からタクシーで15分

地図 https://goo.gl/Vpd67x

生鮮食品からB級グルメまで オンヌット市場

スクンビット・ソイ77に面し、向かい側の「Big C Extra」が目印。
周辺エリアの中でも最も歴史があり、場内には食品の安全性を示すISO認証の野菜や果物、近海産の海の幸が所狭しと並びます。

洋服や雑貨店、B級グルメの屋台なども軒を連ね、休日の市場散策にも◎。

営業時間

毎日 5:00〜20:00 ※店舗によって異なる

アクセス

BTSオンヌット駅から徒歩7分

地図 https://goo.gl/maps/vkeYcMA1VYPWc1RC8

業者もご用達のディープな雰囲気 クロントゥーイ市場

ラマ3世通りの両側に展開し、市場の規模はバンコク都内でも最大級。
食品業者の利用も多く、生鮮食品はもちろん、タイならではのユニークな調味料や全国各地で生産される米や麺なども種類豊富に揃います。

昼夜営業していますが、よりローカル感を味わいたいなら夜間にぜひ。

営業時間

毎日 9:00〜18:00/23:00〜翌6:00

アクセス

MRTクイーンシリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅から徒歩8分

地図 https://goo.gl/maps/A7kRgiTyHaaKCZs89

チュラロンコーン大学のお膝元 サムヤーン市場

1965年に開業し40年以上営業した後、建物の老朽化のために現在の場所に移転。
昔ながらの味のある雰囲気は失われてしまったものの、より清潔で衛生的な市場へと生まれ変わりました。

良質な生鮮食材を揃え、フードコートはチュラ大の学生たちにも親しまれています。
一部店舗ではオンライン決済に対応。

営業時間

毎日 5:00〜15:00

アクセス

MRTサムヤーン駅から徒歩10分、またはBTSナショナル・スタジアム駅からバスを利用可能

地図 https://goo.gl/maps/dZxQeTKNTHxkYAKk8

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