そこには「サーンプラプーム」という土地神が祀られています。
「サーン」というのは祠、「プラプーム」というのは土地の神という意味。
多くのタイ人は、そんな土地神が家を守り、住人に幸せを運び、危険を回避して幸運が訪れると信じています。
また、「サーンチャオティー」と呼ばれ、その土地を守る幽霊の祠もあり、どちらも外見はお寺に似ていたり、タイの伝統的な家屋のような造形をしています。
日本の地鎮祭のような儀式も
これらの祠は新しく土地を購入したり、家を建てた際に祀られますが、入居時には神や幽霊を招くための儀式が行われます。白装束の祈祷師などが先導して、線香を焚いて供物や祈りを捧げる光景を見かけることも。
ちょうど日本で見られる地鎮祭のようなイメージですね。
また、このような崇拝の仕方は、タイ仏教の伝統との深いつながりがあると言われています。
皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。