タイにも年賀状を 送る文化はあるの?

新年を祝う挨拶状「年賀状」。

実はタイにも「ソー・コー・ソー(新年に幸せを送るという意味)」と呼ばれる年賀状があります。

日本の年賀状とは違い、二つ折りのグリーティングカードのようなものになっていて、封筒に入れて送ります。

カードを送る習慣は1866年1月1日、ラマ4世が新年の挨拶のため外国の友人や大臣らに送ったのが始まりといわれています。

ちなみに、前国王のラマ9世が始めた国民に向けた年賀状と新春メッセージは好評を博し、現国王のラマ10世もこの取り組みを継承しています。

 


 

当初は名刺ほどのサイズだった

ソー・コー・ソーが作られた当初は名刺ほどの大きさで、名前、役職、年号のみが書かれた簡易的なものだったそう。

それが、のちにポストカードサイズになっていき、カラフルな絵柄や写真、メッセージがプリントされたカードに変わっていきました。

最近ではオンラインを利用したソー・コー・ソーが多くなりカードを送る人は少なくなったそうですが、現在もデパートや文房具店で買うことができます。

皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。

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