予約したのは幽霊ホテル

ある男性が予約サイトでチェンマイのホテルをブッキング。
ところが、そのホテルへ行ってみたら大変なことが…

首都バンコクから北へ720km、悠久の歴史を持つ都市として名高いチェンマイだが、実はこの街のホテルは“出る!”ということでも知られている。

タイ語で「チェンマイ ホテル」で検索すると、「幽霊が出る」というワードが予測変換のトップにあがってくるほど。

もちろん根も葉もない面白半分の噂だろうが、どうやら「チェンマイのホテル=幽霊」という構図がタイ人の間では固定観念と化しているようだ。

そんなチェンマイで、またまた幽霊とホテルのことが話題となっている。

事はというと、あるタイ人男性がチェンマイのホテルを予約サイトでブッキングし、クレジットカードで決済も済ませた。

お洒落系ストリートとして人気のニマンヘミン通りにあるホテルで、予約サイトの紹介ページにはいかにも観光客に好まれそうな、ヴィンテージな佇まいの画像が並んでいる。

後日、男性は楽しみにしながらホテルを訪れて、まずはチェックインしようとした。

ところが、あるはずの場所にホテルがない!そこには廃墟となったビルがあるだけ。

不審に思ってその周辺に住む人に聞いてみると、その廃墟ビルこそが予約したホテルだったのだ。

つまり、そこはホテルとしてはすでに死んでいる「幽霊ホテル」ということ。

男性が予約サイトに載っている電話番号に電話すると、その番号はホテルとは何の関係もない事が判明。

そして予約サイトのコールセンターに苦情を申し入れたところ、なんとか全額返金されたのはいいが、その日に泊まるホテル探しにかなり手間がかかったとのこと。

今回はホテル自体が“幽霊”だったという、なんとも迷惑な話だった。

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