プーケットの有名寺院で銃殺事件が発生
犯行に及んだ動機は長年我慢してきた“あること”だった…

©警察ラジオ

現代社会の問題となっている「いじめ」。近頃はその行為がエスカレートし、犯罪に近い内容が行われているケースも少なくない。無論タイでも珍しいことではなく、SNSの普及拡大につれて少しづつ上昇傾向をみせているという。

南部の人気リゾート・プーケットにある仏教寺院「ワット・カオラン」。境内に鎮座する黄金の大仏が有名で、現地住民をはじめ一部の観光客やマニアからも人気の高い寺院だ。そんな神聖な場所である悲惨な事件が起こってしまった。

6月29日早朝、寺院内のトイレで僧侶(36歳)が射殺される事件が発生。警察、鑑識などが現場に到着し現場検証を行った結果、遺体は喉、胸部、右腕などに4発の銃弾を撃ち込まれ、現場で即死したとみられる。

その後も捜査は続き、警察は寺院内の自室に隠れていた僧侶(47歳)を発見し、身柄を拘束。本人は殺害を認め、部屋からは殺害に使用された38口径のリボルバーの他、14発の弾丸も見つかった。

警察の取り調べによると、犯行の動機は「殺害した僧侶からのいじめ」であると話し、長年受けてきたいじめや嫌がらせに対して積年の恨みがたまっていたという。事件当日の朝、被害者が携帯電話で大音量の音楽を流しながらトイレに入ってきたといい、それが犯人の気に触った可能性があり犯行に及んだとみられている。

格式の高い寺院でこのような事件が起きたことで現地住民に大きな衝撃を与えており、その余波が心配だ。

いずれにせよ事件の発端は紛れもない「いじめ」であることは明白。「どんな理由があろうといじめをしていい理由にはならない」ということを改めて理解してほしいものだ。

 

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