バンコクの隠れたパワースポット
サーンラックムアンとは

©タイ国政府観光庁

バンコク旧市街、ワットプラケオのすぐ近くに、バンコク在住のタイ人なら誰もが知る「サーンラックムアン」と呼ばれる場所があります。1782年のバンコク遷都の際、ラマ1世が都の平穏と繁栄を願って建立した市柱が祀られており、歴史探訪や心願成就に訪れる人が多い一方で、外国人にはあまり知られていない隠れた名所です。

バンコクの始まりの地

タイには古くから、新たな都を築く際に町の中心に柱を立て、氏神様に祈願する風習がありました。全国各地に同様の市柱が存在しますが、バンコクのサーンラックムアンは、現・チャクリー王朝時代に立てられたものとしては最古。1852年には老朽化に伴い建物の再建が行われ、ラマ4世によってもう一本の市柱が追加されました。このときに4人の生贄を柱の下に埋めたというエピソードは、有名なオカルト話として今も語り継がれているとか。寺社ではないため、参拝方法もとてもユニーク。境内でお参りセットを購入し、仏像堂、拝殿、市柱、精霊の祠、誕生日仏陀の順に参拝します。バンコクの始まりの地で、タイの歴史と信仰に触れてみては。

皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。頂いたご質問を精査し、本コーナーで解説いたします。個別にはお答えいたしません、ご了承ください。

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る