「推し活×社会意識」が生んだ
トゥクトゥク広告文化

©タイ国政府観光庁

バンコクの街を歩いていると、人気俳優やK-POPアイドルの誕生日を祝うメッセージを掲げたトゥクトゥクを見かけることがあります。今やお馴染みの光景ですが、こうした広告が増え始めたのはここ数年の話。多くは、推し活(アイドルや俳優などを応援する活動)の一環として展開されています。

推し広告の多様化

タイには以前から、有志で資金を出しあって、地下鉄や高架鉄道の駅構内に「推し広告」を出す文化がありました。しかし、2020年の反政府デモの際、人々が会場に集まるのを防ぐため公共交通機関が一斉に運休。若者たちは「大手資本を支持しない」という政治的な意思表示と、コロナ禍で収入が激減したトゥクトゥク運転手を支援するために、広告の掲出先を切り替えるようになりました。

現在では広告の出し方も多様化。自作パネルの持ち込みはもちろん、デザイン・印刷から運転手との交渉まで代行する業者も登場しています。料金に応じて、台数や走行エリア、掲載期間などを指定できるほか、LED動画広告などのオプションも充実しているようです。

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