【ベトナム】HCM市、新旧メガ空港を結ぶ都市鉄道提案

【亜州ビジネス編集部】

ホーチミン市人民委員会は、同市のタンソンニャット国際空港と、南部ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港を結ぶ都市鉄道4b号線の建設を中央政府に提案している。2050年を見据えた30年までの国家鉄道開発計画に盛り込みたい考え。VNエクスプレスが18日付で伝えた。

タンソンニャット空港の第1〜3ターミナルを地下で接続し、ロンタイン空港までを高架で繋ぐ路線を建設する構想。

各空港へのアクセスを改善するだけでなく、ホーチミン市直属のトゥードゥック市(2区、9区、トゥードゥック区が合併)とドンナイ省の交通を円滑化する。

ロンタイン空港は南部の新たな主要空港として今年初めに着工された。空港運営のベトナム空港社(ACV)が事業主で、第1期の投資額は46億米ドル。長さ4000メートルの滑走路1本と面積37万3000メートルのターミナル1棟を建設し、25年に完成させる。将来手狭になるホーチミン市のタンソンニャット空港の負荷を減らす狙い。


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