【亜州ビジネス編集部】
東急不動産は、不動産開発のオリジン・プロパティーがバンコク都心で進めているホテルを中心とした複合開発事業に参画すると発表した。タイでの開発は初めて。中長期的な観光需要の回復などを見込み、事業参画を決めた。
オリジンと合弁で複合開発「ワンパヤタイ」を手掛ける。412室のホテルやオフィス、商業施設を含むもので、2800平方メートルの敷地に31階建てのビルを建設。9月に着工し、2023年9月の完成、引き渡しを予定する。
オリジンによると、事業価値は36億バーツ(約119億円)。事業会社のワンオリジンにはオリジンが51%、東急不動産が49%を出資する。