【インドネシア】伊藤忠、首都東郊のカラワン工業団地を拡張

【亜州ビジネス編集部】

伊藤忠商事は12日、ジャカルタ東郊で開発・運営するカラワン工業団地(KIIC)で開発用地を追加取得し、拡張工事に着手したと発表した。105万平方メートルを新たに開発し、日系企業に加えて中国や韓国、台湾系の企業への販売も強化する。

同社は大手財閥シナールマス・グループと合弁を組んで事業を行っている。拡張部分全体の完工は2023年上半期を予定。一部区画は前倒しでの引き渡しにも応じる。

同工業団地はジャカルタ中心部から東に60キロメートルに立地し、1993年に操業を開始。総面積は1400万平方メートルで、日系企業を中心に約170社が入居している。


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