【タイ】PPP事業3件を認可、総額94億バーツ

【亜州ビジネス編集部】

官民連携(PPP)政策委員会は19日、スパタナポン副首相兼エネルギー相を議長とする会議で3件のPPP事業を認可した。事業費は総額94億バーツ。民間企業とのインフラ開発・公共サービス投資を後押しする。同日付ポストトゥデーなどが伝えた。

うち2件はバンコクと東部ラヨーン県を結ぶ高速道路(国道7号線)に休憩所を開発する事業で、チョンブリー県の2カ所にサービス施設を設ける。

事業費はシラチャー(チョンブリー〜パタヤ間)が29億2900万バーツ、バンラムン(パタヤ〜ラヨーン県マプタプット間)が13億1700万バーツ。政府が土地を用意し、民間企業に30年契約で開発・運営権を与える。

もう1件はタイ工業団地公団(IEAT)の港湾荷役事業で、事業費は51億1200万バーツ。一般貨物を取り扱う港湾施設を30年契約で民間企業に運営させる。


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