【亜州ビジネス編集部】
タイ工業団地公団(IEAT)のウィリット総裁は、東部ラヨーン県バンカイ郡での工業団地新設を承認したと明らかにした。
工場賃貸などを手掛けるタイ・チャイニーズ・ラヨン・インダストリアル・リアルティー・デベロップメント(泰中羅勇工業園)と「ノンラローク工業団地」を開発。2年以内の開所を目指す。18日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
敷地面積は約247万平方メートル。入居企業による投資額は計458億4000万バーツ、雇用創出は1万1460人を見込む。東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」で政府が投資促進を図る重点産業を支援する。
同工業団地はマプタプット港から24キロメートル、ウタパオ空港から40キロメートル、レムチャバン港から60キロメートル、スワンナプーム空港から150キロメートルに立地。近くにはWHAラヨーン工業団地やCPGC工業団地などが立地している。